登場人物
瀬名涼葉:高等部一年生。クラスで高嶺の花と噂される、美少女。きさくな性格で人なつっこく、友達も多い人気者。
成績も良く運動もできるのに、部活には入っていない。

坂木飛馬:高等部一年生。主人公。瀬名涼葉と同じクラス。とある事情から、 瀬名涼葉を住み込みのメイドバイトとして雇うことになった。
本編
目が覚めたのはノックの三十秒前だった。
朝日がカーテンの隙間から細く差し込んでいる。もうすぐ七時くらいだろうか?
布団の下で股間が硬くなっているのが分かる。
朝立ちだ。
この状態でクラスメイトの瀬名涼葉に起こされるのは三日ぶりくらい。
同じ高校、同じクラスの高嶺の花の女子が、今は住み込みのメイドとして毎朝この部屋にやってくる。
最初の頃は大慌てで横向きになって隠していたが、最近は瀬名さんのほうが先に察して何事もないように対応してくれる。
コン、コン。
ノックが二回。いつもと同じリズム。
そこでふと思いついてしまう。
……寝たふり、してみようかな。
馬鹿な思いつきだと自分でも思う。
瀬名さんが俺の朝立ちを見つけて一瞬だけ顔を歪めるあの表情が見たい気持ちはある。
でも、声は聞ける。素の瀬名さんの声が聞きたい。
俺は目を閉じて呼吸を深くした。
「失礼いたします。おはようございます、ご主人様」

ドアが静かに開き、瀬名さんの声が入ってくる。教室で友達と笑い合っている瀬名涼葉とはまるで別人の声だ。
「お時間です。起床のお支度をいたします」
返事をしないまっていると、瀬名さんの足音が止まる。
「……ご主人様?」
返事がないことを確認している。
俺は呼吸を崩さないように意識しながら寝息を装う。
すると、布団がめくられた。
朝の冷たい空気を下半身に感じる。同時に瀬名さんの息を呑む気配があった。
「……う、うぁ」
小さい。すごく小さい声だった。
だけど、すぐに気配が引き締まるのが分かる。

「……まだお休み中のようですが、お時間ですので朝のご奉仕を始めさせていただきます」
律儀だな、と思う。契約に含まれていたのを知らなかったわけだから不要だと言ったのに。
指先がスウェットのウエストに触れる。瀬名さんの指は冷たい。ひんやりとした指がゴムに引っかかり、ためらうように一度止まる。
すっ、と。
パンツごと引き下ろされる。勃起したペニスが跳ねるように露出した瞬間、瀬名さんの呼吸が微かに乱れるのが聞こえる。
「では」

温かいものがペニスを包んだ。
瀬名さんの口内の湿り気を感じる。柔らかい唇が亀頭にかぶさり、舌先がぬるりと裏筋をなぞる。
あまりの気持ちよさに、声を殺すのに必死だった。寝たふりなんかするんじゃなかった。この感触を味わいながら黙っているのは拷問に近い。
気持ちいい。
瀬名さんの舌が数回だけ上下に動かし、竿の表面が唾液で濡れたのを確認するようにきゅっと口を絞ってから離す。
ちゅぷ。
硬さの確認が終わったということか。
だが俺の体はそんな事情を汲んでくれない。瀬名さんの唾液でぬめるペニスがひくひくと脈打っている。
布が擦れ合う小さな音が数回続く。瀬名さんがスカートをたくし上げているのだろう。
「よい、しょ……」
ベッドが軋む。瀬名さんの膝が俺の腰の両側に沈み込む。俺の腰に跨がっている。細い太ももの内側が俺の腰骨に触れ、その肌のすべすべした感触にうっとりとしてしまう。
「失礼しま……す。挿入しま……す。」
ペニスの先端に熱いぬるぬるとしたものが触れた。
瀬名さんの秘所がたっぷりと濡れている。亀頭にぬるりと絡みつく愛液の感触が伝わってくる。
先ほどのフェラ、またはその前から俺とのセックスを想像して、瀬名さんの体は反応していたのか。それとも期待していた?
そう思うと股間がさらに硬くなるのが分かる。
「んあっ……あっ……」

瀬名さんがゆっくりと腰を沈める。亀頭が膣口に沈み込んでいく。
十分に濡れていたのか、ぬるっと挿入されていく感覚があった。生膣は本当に気持ちがいい。
ぬちゃっ。
ぬるぬるとした愛液が先端を包み、熱い膣壁がじわりと亀頭を締め付けてくる。
「……挿入、いたしまし……っ」
指先と違い、瀬名さんの膣の中は朝から驚くほど熱かった。
体の芯が溶けそうなほどの温度で亀頭を包み込んでくる。膣壁のひだが竿に吸いつき、一段沈むごとにきゅっきゅっと絡みついてくるのが分かる。
もうこれだけでイきそうになるがぐっと我慢だ。
それにしても、俺が眠っていると思っているからか、瀬名さんがエッチの実況をしているような感じになっているのが少し面白い。
ずぷ……っ。
さらに深く。瀬名さんが息を詰める。太ももが微かに震えている。
「奥まで……入って、います……はっ……ああっ」
寝たふりをしている俺の耳には瀬名さんの吐息のひとつひとつが鮮明に聞こえた。
そして根元まで受け入れた瞬間、瀬名さんの体がぴくりと震える。膣の奥がきゅうっと収縮してペニスの先端を吸い上げるように締め付けてくる。
カリの裏側にヌルヌルとしたひだが絡みつき気持ちがいい。その感触に俺は歯を食いしばって声を堪える。
本当は腰を動かし、ペニスで瀬名さんの膣内を味わいたい。でも、ぐっと我慢だ。
「……動きます……んっ……んくっ……」

瀬名さんがゆっくりと腰を持ち上げる。膣壁が竿に沿って引き上げられ、亀頭のくびれに膣口がきゅっと引っかかる。そこから再び沈み込む。
くちゅっ、くちゃっ。
愛液の音が聞こえる。瀬名さんが動くたびに結合部からぐちゅぐちゅと水音が漏れる。朝の静かな部屋に響くその音は生々しくて、寝たふりをしていても耳に触る。
「ん……っ、あ……」
瀬名さんの可愛いあえぎ声が漏れ始める。最初は吐息に混じる程度だったのが、腰を動かすリズムに合わせてだんだんと色を帯びていく。
抑えようとしているのは分かる。唇を噛んでいるのだろう、声が途切れ途切れになっている。
「朝のご奉仕……っ、続けま……あっ……」
瀬名さんの腰の動きが速くなっていく。ぐちゅっ、ぐちゅっ、と愛液の音が部屋に響く。太ももの内側の肌が俺の腰に押しつけられるたびにぺたりと汗ばんだ感触が伝わり、瀬名さんがどれだけ熱くなっているか手に取るように分かる。
「あっ……ん、んっ……は、ぁ……っ」
朝一番にメイド服を着てやってきたクラスの高嶺の花。その女の子が業務として始めたはずのセックスで声を抑えきれなくなっている。
その事実だけで頭がくらくらする。
瀬名さんの膣が俺のペニスにきゅうきゅうと吸いつき、動くたびに膣壁のひだが亀頭を撫で上げる。
温度が上がっている。瀬名さんが感じれば感じるほど膣の中が熱く滑らかになり、ペニスが奥まで吸い込まれていくような感覚に変わる。
「っ固く……大きくなってるっ…………出、でますか……?」
どうやら俺が射精する直前だと感じたらしい。でも、返事はせずに寝たふりを続ける。
すると瀬名さんが一瞬だけ動きを止める。迷っているのかと思った次の瞬間、また腰を沈め始めた。深く。さっきよりも深く。
俺のペニスを膣の奥まで受け入れ、子宮口に押し当てるように腰を密着させる。
ぬぷっ。
「あっ……ぁ……」
瀬名さんの体がびくっ震えた。子宮口にペニスの先端が密着している。我慢の限界だ。
腰の奥がどくんと熱くなり、ペニスの根元からこみ上げるような快感が一気に駆け上がる。同時に熱い液体が駆け上がってペニスがびくびくと震える感触があった。

どぴゅっ。
強い快感とともに吹き出した精液が膣内と子宮口を浸す。瀬名さんの体がびくんと大きく震えた。
「あぁっ……!」
どくっ、どくっ、どくっ。
止まらない。ペニスが脈打つたびに精液が瀬名さんの一番奥に注ぎ込まれていく。頭の芯が痺れるほどの快感が押し寄せる。
もっと。もっと、射精の快楽を貪りたい。寝たふりの限界だった。
俺は目を開け、瀬名さんの腰に手を伸ばし、引き寄せる。
「え——」
瀬名さんが驚いた声を上げる暇もなく、その唇を塞いだ。
射精しながらキスをして快楽を貪った。

んちゅ、ちゅっ、ちゅっ。
射精しながら瀬名さんの舌を絡め取る。瀬名さんは一瞬だけ硬直してすぐに力が抜けた。薄く開いた唇に舌をねじ込み、強引に絡める。
上はキスの快感。下からは膣内射精の気持ちよさを貪った。
どぷっ……どくっ……。
まだ射精が続いている。しがみつく瀬名さんに精液を注ぎ込む快感が後頭部を突き抜けていく。
精液を放出された生膣がきゅうっと痙攣した。その刺激で、さらに快感と射精が促されさらに大量の精液が放出されていく。
「ああっ……だめえっ……んんんああああああああっ!」
瀬名さんも達したみたいだ。
れろ、ちゅっ。
唇が離せない。射精の余韻と瀬名さんの舌の感触が混ざり合って頭がぼうっとする。
……どくっ。
俺の肉体は精液を出し切ったのか、ペニスの脈動がゆっくりと収まっていく。
ようやく唇が離れた。糸を引く唾液が朝日に光って切れる。
「はあっ……はあっ……はあっ」
瀬名さんの顔がすぐ目の前にある。睫毛の先に涙の粒がついている。耳まで赤い。大きな瞳が潤んで、焦点が合っていない。
教室で友達と気さくに笑い合う可愛らしい瀬名さんの面影はどこにもない。
数日前、俺で処女を失った瀬名さんのこんな姿を見ることができるのは自分だけだ。
しばらくどちらも動けなかった。
結合したまま、荒い呼吸だけが重なっている。瀬名さんの膣の中はまだ熱くて、ときおりびくっと余韻の収縮が走る。そのたびにペニスが反応して瀬名さんの体が小さく震えた。
先に口を開いたのは瀬名さんだった。
「…………起きて、たでしょ」
頬が膨れている。

「いつから起きてたの?」
「最初からだよ」
正直に答えた。
瀬名さんの目が見開かれる。
「最初か……っ、ちょっと待って、じゃあ全部聞いてたの? 私が全部報告してたの聞いてて寝たふり? ひどくない? 普通起きてるなら言うでしょ! っていうかなんで黙って!」
教室でだってここまで取り乱した瀬名さんは見たことがない。頬が真っ赤なまま一気にまくし立てる瀬名さんは、とても可愛い。
「なっ——笑ってる! もう最悪だよっ」
瀬名さんがぽんぽんと俺の胸を軽く叩く。
メイド服の袖がふわりと揺れる。叩くというより手のひらで押している程度の力しかない。
素の表情は、学校でも見かけるものだ。でも、未だに射精したばかりである俺のペニスが、瀬名さんの膣内にはいっている、と思うと、興奮してくる。
「あっ」
そこで瀬名さんが自分の言葉に気づいた。
口を開いたまま、瞳がゆっくりと正気に戻っていく過程が目に見えて分かる。
「……し、失礼しました」
慌てて口元を両手で押さえ、耳まで真っ赤になった瀬名さん。
クラスの——高嶺の花のメイドさん。
俺と瀬名さんの不思議な関係がどう始まったのか。
それを語るには、少しだけ時間を巻き戻す必要がある——。
(続く)

コメント
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なんでこうなったのか?
ラブラブにも見えるけど…
新作の続き楽しみにしてます(*>∇<)ノ