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もう準備完了のような気がした。
「入れて良い?」
「うん、いいよ」
「あ!」
と、ここで重大な失敗に気付く。
ゴムがない! 彼女がいなかった僕がそんなもの準備しているわけもなく。
コンビニまで行く? でも……それだと千愛さんを待たせてしまう。どうしようかと考えを巡らせていると、察したかのように千愛さんが言った。

「アレ……なくても良いよ」
「いや、ダメだよ。千愛さんにもしものことがあったら、自分が許せない」
「……そっかあ……。やっぱりしたくない? 加勢君こそ、無理しなくて良いんだよ? 男の人だって、する人は選びたいよね」
千愛さんは、俺を気遣うように言った。いったい何を言い出すんだ。
僕はぶんぶんと首を振り否定する。
「めっちゃしたい。もう泣きそうなくらいに。でも千愛さんを大事にしたいと思うから」
「ふふっありがと」
少しだけ微笑む千愛さんの顔は、不安など無さそうだ。彼女は続ける。
「でもね、今してくれないと、あの嫌なことを思い出してしまいそうなの。だから、君ので私を満たして欲しい」
女の子の方がもしものときにずっと大変だろうに。千愛さんは、微笑むと僕の固くなったものに触れる。
「どうして? そこまで……」
「今日ね、怖かったの。大切なものを奪われそうになって……もう、あんな思いはしたくない。私の身勝手な願いだけど……今……加勢君さえよかったら」
「………」
「お願い」
「……わかった」
正直言うとすごく迷った。
何より大切に思っている相手だからだ。
同時に、千愛さんが、今……僕を求めている。拒否すると、壊れてしまいそうな笑顔を俺に向けている。
無理だ。こんな状態で突き放すなんてできない。それが間違っていることだとしても。
「もし何かあったら、僕が責任をとるから」
「ううん、大丈夫。これは全部、私がお願いしたことだもん。気にしないで欲しいな」
責任をとらなくていいということは、今日、これだけの関係と言うことだろうか。千愛さんはそれでいい?
いや。今は僕のことは二の次でいい。
僕は自分のペニスを千愛さんの入り口にあてがった。
いよいよ童貞卒業で……大好きな女の子の処女を——。
「じゃあ、——」
「うん」
腰を前に押し出すと、ぬちゅっと音がして亀頭の先端が少し沈み込む。

千愛さんの膣内はヌルヌルとしていて温かい。いや、熱いくらいに感じる。これが、女の子の……。
「ん……」
「大丈夫?」
「平気だよ、続けて?」
千愛さんの言葉に励まされるようにして、少しずつ奥に入れていく。
しかし、途中で引っかかってしまう部分があった。
「くぅッ……」
千愛さんが眉間に皺を寄せ苦しげな声をだす。処女膜を破ろうとしているってことなのか? 分からないけど、これ以上進むと……。
一旦動きを止めて聞いて見る。
「千愛さん、どうする? 今ならまだ引き返せるけど」
「やだ、やめないで。他の人に奪われないように、加勢君にもらってほしいの」
「う、うん」
千愛さんの切実さに押される感じがする。それだけ想われているということなら、それに応えたいと思ってしまう。
「分かった。じゃあ、続けるね」
「うん」
再び腰を進めていくと、ぶつりと何かが切れるような感覚の後、結合部から赤い血が流れ出した。

「うっ……」
同時に強い力で僕のペニスを締め付けてきて、まるで搾り取るかのような動きに変わる。ぬるぬるとした愛液と共に膣肉が絡まり、気持ちいい。
あまりの快感に声が出そうになるのを抑えつつ、千愛さんの方を見ると、歯を食いしばり痛みに耐えていた。その表情からは涙が溢れ出している。
やめないでと言われているし、僕はいったん気遣うように告げる。
「どうしても、止めて欲しいときは言ってね」
「う……ん」
徐々に入っていくにつれ痛みが増しているのか、呼吸が荒くなっていく。
僕は締め付けとぬるぬるした愛液で気持ちいいだけなのに……。少し罪悪感を抱きながらも余計に興奮していることに気付いた。
ぬるっ……ぬちゃっ……。
ゆっくり進めていき、やがて、ずぷぷっという音と共に根元近くまで収まることが出来た。
「全部入ったよ」
そう声をかけるとほっとした様子を見せた後、すこしうっとりとしたような表情を見せた。
膣口は僕のモノを受け入れたことでぎちぎちになって広がっている。
「ごめん、僕が下手だから痛い思いさせてる」
「もう……優しすぎるよぉ……。諦められなくなっちゃう」
「えっ?」
「ううん、あのね……私も加勢君の初めて貰えて嬉しいんだよ? 私で良かったのかなって思うけど……だから、この痛みも好きって言うか。加勢君が一生懸命優しくしようとしているのも分かるんだ」
その言葉が示すように、彼女の膣内が優しく僕のペニスを包み込むようにうねった。
「う、うん」
「それにね、ちょっと平気になってきたかも」
見ると、辛そうな様子は消え、少し穏やかな表情に変わっていた。
「だからね、動いて……いいよ」
「うん。じゃあ、動くね」
そう告げ、ピストン運動を始める。最初はゆっくり動かしてみる。
「あっ……んっ……」
千愛さんの口から、甘い喘ぎ声が出てくるようになったことに安心する。
僕のものが出入りするたび、狭い膣内が激しく絡みついてくる。ぴったりフィットして、その上ヌルヌルした愛液がローションのように僕を包む。
「あぁすごい、千愛さん」
「はぁ……んんっ……どうしたの……?」
「千愛さんの中、狭くて熱くて、とっても気持ち良い」
正直に感想を伝えると嬉しそうな表情を見せてきた。その顔を見ていると心が満たされていくような気がする。
「ほんと?……うれしいな……えへへ……んっ……」
段々とペースを上げていくと、それに合わせて声も大きくなってきた。
ぬちゃっ……ぬぷっ……。

すごくエッチな水音が僕と千愛さんが繋がっているところから発せられている。
「あんっ……あっ……あぁっ……んんっ……あんっ……あんっ……」
千愛さんが僕のモノで感じているのか、次第に可愛らしい声が大きくなってきた。
そんな姿を見ていると、ますます僕の興奮が増していく。
「すきっ……加勢くんっ……あっ……あんっ……ああっ……」
千愛さんの膣内を往復して、味わうように腰を動かしていると、背中がざわめくような感覚があった。
もうすぐイきそうだ。
正直なところ、このまま中に出してしまいたい。
でも、それはできない。生でしているだけでも危ないのに。せめて外に出すしかない。
限界に達しそうだったので動きを止めた。すると、それを察したのか、千愛さんが僕を見つめる。
「大っきくなってる……加瀬君……感じてる?」
「うん。もうすぐ出そう」
「中でいいから……ね? 出して、おねがい……わたしのはじめて……初めて、男の人の……精液……を受け入れるのは加瀬君がいいの……おねがい……!」

好きな子の膣内に射精して自分のものにするのは……正直すごく魅力的だ。でも、僕はまだ迷っている。責任は取れる。だからといって——。
直前で外に出そう。そう決めて僕は、腰の動きを速くした。
「あんっ……加勢くんっ! 好きっ……! ああっ……あんっ!」
さっきよりも激しく突き入れる。そして最後に思い切り奥まで突くと、その瞬間精子が腰の辺りから亀頭の先端を目指して駆け上がっていく感触を感じた。
「あっ……んんっ……ああっ!」
ペニスがびくびくと脈動し、熱い液が勢いよく放出される感覚がある。
びゅるっ!
脳天を突き抜けそうになる快感を感じながら、僕は精液を外に出すため腰を引こうとした。でも。
「だめっ……いくっ……! ああっあああああああああっ」
千愛さんが絶叫しながら、僕にしがみつき両脚を腰に絡めてくる。そのせいで逃げられない。
だいしゅきホールドってやつは……男の力でも振りほどけないものなんだ。そう感じながら、外に出すのを諦める。

びゅるっ、びゅるっびゅるっ。
先端から飛び出した精液が子宮口を叩く。その瞬間、頭の中が真っ白になり何も考えられなくなった。快楽だけが押し寄せてくる。
大好きな女の子に膣内射精することが、こんなに気持ちの良いものだと思わなかった。今まで経験したことのない絶頂感に襲われる。意識が飛びそうなほどに強い幸福感に襲われた。
びゅっ、びゅっ……!!
勢いが止まらず何度も脈打ちながら大量の白濁液を注ぎ込んでいく。その度に千愛さんが体を震わせているのが伝わってきた。
「あっ出てるっ!!!! ああっ!!!」
膣奥が僕のペニスを締め付けて精液を搾り取ろうとする感覚を覚える。
腰が勝手に動き、膣内のうねりを感じた僕はさらに射精が加速するのを感じた。止まらない。
どぶっ、どぶっ、どぷっ!
射精しながら、敏感になった亀頭で膣内のうねりを味わい、精液を放ち続ける。
「あっ……んん……あんっ……あっ」
千愛さんがびくっびくっとペニスが脈打つのを膣で感じているのか、悩ましげな声をあげている。
僕の射精に感じているなんて……嬉しいし、えっちだと思った。
気持ちよすぎる……。一人でするのと全然違う。しかも、大好きな千愛さんの一番大切なところに僕の子種を放っている。
びゅっ……びゅっ。
しばらくしてようやく収まる。
「ふうっ……」
僕は、挿入したまましばらく動けなくて、千愛さんに覆い被さったまま脱力していた。
すると、先に息を整えた千愛さんが口を開いた。
「加勢君、大丈夫?」
「うん、ちょっと気持ちよすぎて」
「そっか、よかった」
そう言って千愛さんは嬉しそうに微笑んだ後、目を閉じて顔を寄せて来た。キスをせがまれているのだと感じた僕は唇を重ねる。柔らかい感触と共にお互いの唾液を交換し合うようにする。
僕がおずおずと舌を絡ませると、千愛さんも応えてくれる。我ながらぎこちないし、拙いと思ったけど、お互いそうなのかもしれない。
千愛さんの温かさ、柔らかさを全身で感じていると。
「んっ……加勢君の、まだ……」
「あっ」
冷静になって気付く。あれだけ大量に出たというのに未だ硬さを保ったままのモノの存在を思い出した。
ようやく体力が戻って来たので、千愛さんから引き抜くとずるっと音を立てて抜けいた。
「あっ……」
膣が名残惜しそうに絡みつき、同時に千愛さんも感じたようだ。
すると、どろっとした白い液体がこぼれ落ちるようにして流れ出てくるのが見えた。
僕はゴクリとつばを飲む。その光景はとても淫靡で美しく見えた。どくん……股間がさらに固くなる。
気まずくなって目をそらすと、千愛さんはにっこりしながら言う。
「大きいままだよ? まだ、私としたいの?」
「……う、うん」
そういって、誘うようにあそこを広げる千愛さん。

精液がこぼれ出す膣の、あまりにエロい姿に僕の下半身が首をもたげる。
さっきまで処女で清純だったのに。そのギャップにクラクラとしてしまう。
(続く)
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