手のひらの温度——愛梨TRUE END②

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続き②です。①をお読みで無い方は、先にお読みになられることをオススメします。

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キャラ紹介

桐島 蓮(きりしま れん):主人公。整体師、「桐島整体院」院長。36歳。

垣谷 愛梨(かきたに あいり):ヒロイン。未亡人。29歳。

千愛(高等部)と、真白(初等部)という二人の姉の子を身一つで育てている。

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「この体勢のまま……いいですか?」

「私……こういうの、したこと、なくて……」

後ろから抱かれた経験がない——その言葉に、俺の征服欲がぞくりと疼いた。

でも同時にこの人を大切にしたいという気持ちも。

「ゆっくりします。嫌だったら言ってください」

「……うん。お願い……します」

愛梨さんがシーツに顔を埋めた。

少しだけ腰を持ち上げるようにして——俺を迎え入れる姿勢をとってくれる。

愛液が垂れる淡い色のピンクいろの入り口がとてもいやらしく、そして女の匂いと共に俺を誘っている。

俺を求めている。興奮が増すしていく。

亀頭を、先ほど指で味わったばかりの入り口に当てがう。

温かな愛液でぬるぬるのひだが、俺の先端を包み込んだ。

「入れますよ」

「……っ、はい……」

ゆっくりと腰を進める。

ぬぷっ……。

「んっ……ああっ……!」

亀頭が膣口を押し広げて中に滑り込んでいく。

きつい。熱い。愛梨さんの膣肉が、俺の形を初めて覚えるように、しっかりと絡みついてくる。

「はぁっ……大きいっ……」

「大丈夫ですか?」

「だいじょうぶ……ちょっと……久しぶりだから……んんっ……」

俺はゆっくりと、少しずつ奥に進む。

うつ伏せの体勢のせいか膣内の締め付けがいつも以上にきつく感じる。いや——愛梨さんの膣内を「いつも」と比べることはできない。これが初めてだ。

愛液がぬるぬると潤滑油になって、俺のペニスを奥へ導いていく。

ぬるっ、ぬちゃっ。

「あっ……んあっ……奥に……来てるっ……」

愛梨さんがくぐもった声を上げる。

シーツに顔を押し付け、両手でシーツを握りしめている。

そして——最奥に達した。

「全部……入りました」

「んんっ……先生のが……お腹の中にっ……」

愛梨さんの声が甘く蕩けている。

俺は背中に手を置いて、愛梨さんの震えを感じ取った。

久しぶりというが、それにしては感じすぎているようにも見える。

「あの……何もつけていないって……こんなにっ」

「もしかして、生でするのもはじめてですか?」

「はい……」

俺はその事実にも興奮する。確かに挿入前に考えはしたけど、愛梨さんの許可があったため、気にしていなかった。

直接する時の感覚は、やはり体温や膣内の感触がよく分かる。

蘇る感覚。ああ、こんなに温かっただろうか。心が満たされる。

「動きますよ」

「あっ……うんっ……」

ゆっくりと腰を引き、また押し込む。

うつ伏せの体勢で愛梨さんの膣内の感触がダイレクトに分かる。ひだが俺の亀頭を擦り、カリ首に膣肉が絡みつく。

「あっ……んっ……ああっ……これっ……」

「気持ちいいですか?」

「うんっ……後ろからだと……なんか……すごいっ……」

初めてこの角度で感じる快感に、愛梨さんの体が敏感に反応する。

俺は少しずつペースを上げていった。

パンッ、パンッ。

俺の腰が愛梨さんの柔らかなお尻にぶつかる度に、肉がぶつかる音が施術室に響く。

結合部からは愛液が飛び散り、いやらしい水音が重なっていく。

「あっ! あっ! 先生っ……! 気持ちいい……!」

愛梨さんの大きなお尻が俺の下腹部にぶつかり、波打つように揺れる。

その光景に興奮して、俺はさらに深く突き込んだ。

「あんっ! そこ……奥っ……当たってっ……!」

子宮口に先端が触れる感触。愛梨さんの膣内がきゅうっと強く締め付けてきた。

まるで俺のペニスを離さないように。

「愛梨さん……中、すごく締まっています」

「だってっ……先生ので……こんなに感じるなんてっ……あっ……あっ!」

ぬぷっ、ぐちゅっ、ぬちゃっ。

愛液の量が増して、結合部がぐちょぐちょになる。

俺は愛梨さんの腰を掴んで、奥を突くように腰を打ちつけた。

「あっ! あああっ! だめっ……また変なきもちにっ……あっ……んん!」

「変じゃありません。感じてくれて……嬉しいです」

「先生っ……! あっ! あんっ!」

愛梨さんの声がどんどん大きくなっていく。

俺に感じてくれる。俺も愛梨さんを感じる。

膣内がうねるように痙攣し始め——俺の射精感も急速に高まっていた。

「愛梨さん、俺ももう」

「あっ……出る……?」

「すみません。我慢できなくて」

「このままで……いいので……大丈夫です……先生のっ……中でいいので……!」

愛梨さんの膣内が子種を求めるように一際強く締め付けた。

その言葉と締め付けに、ぐっと俺のペニスが硬くなり限界が来る。

最奥に押し込み——。

びゅるっ! どぴゅっ! びゅっ、びゅっ、びゅっ!!

「んああああっ!! 出てるっ……中に……熱いっ……!!」

俺のペニスが脈打ち、精液が愛梨さんの最奥に放たれていく。

同時に愛梨さんの膣内が激しく収縮して俺の精液を搾り取っていく。

「あっ……あっ……すごいっ……いっぱい……出てっ……!」

どくっ、どくっ、どくっ。

何度も脈打ちながら、俺は愛梨さんの中に精液を注ぎ込んだ。

うつ伏せの愛梨さんの背中が痙攣し、全身をビクビクと震わせている。

どくっ、どくっ、どくっ。

腰を動かし射精中の敏感な亀頭で膣奥の感触を確かめる。

ああ気持ちがいい。このままずっと、こうしていたいと思う。

どくっ……。

射精が終わりを告げても、膣内の収縮は続いていた。

「んんっ……はぁっ……はぁっ……」

俺のペニスから最後の一滴まで搾り取るように、きゅうきゅうと蠢いている。

俺はしばらくそのままうつ伏せの愛梨さんの上に覆い被さるようにして動けなかった。

彼女の背中に胸を押し付け、汗ばんだ肌同士が触れ合う。

「……愛梨さん」

俺は耳元で呟いた。

「すみません……施術の範囲を、完全に超えてしまいました」

愛梨さんは、しばらく何も言わなかった。

荒い呼吸を繰り返しながら、やがて——小さく笑った。

「ふふっ……先生がそんなこと言うの、おかしい」

「おかしい、ですか」

「だって……私が誘ったようなものだもの」

俺はゆっくりとペニスを引き抜いた。

じゅぽっ。

卑猥な音と共に、精液が愛梨さんの秘裂から溢れ出す。

白い液体がゆっくりと太ももを伝い流れて、シーツに染みを作っていった。

愛梨さんがようやく体を起こして、俺の方を向いた。

頬は真っ赤で目は潤んでいて——でもその表情は怒りでも後悔でもなかった。

「先生……」

「蓮、でいいですよ」

「えっ?」

「今更、先生は他人行儀すぎます」

そう言うと愛梨さんは一瞬驚いた顔をして、ふわりと笑った。

「じゃあ……蓮さん」

「さんもいりませんよ」

「蓮……」

俺の名前を呼ぶ愛梨さんの声が、胸の奥に染みていく。

「愛梨」

俺も彼女の名前を呼んだ。敬称もなにもなくただ名前だけ。

それだけのことなのに距離が一気に縮まった気がした。

「ねえ、蓮。私、ずっと言いたかったことがあるの」

「何ですか?」

「私……蓮のことが……その……」

愛梨が俺の目を見つめて、何かを言おうとした。

でも——その先の言葉は出てこなかった。唇が小さく震えて、やがて諸めるように微笑んだ。

「……うまく言えない。でもね、蓮に会うのが楽しみで、声を聞くと安心して……そういう気持ち」

「愛梨……」

「夫を亡くしてから、ずっと一人で……子供たちのために頑張ってきて……でも、本当は寂しかった。だから……だから、蓮の手が温かくて体が先に応えてしまったのかな」

愛梨の目に涙が浮かんでいた。

胸が締め付けられた。

この人は——俺と同じだ。

同じ孤独を抱えて、同じ場所で立ち止まっていた。

澪を失ってから、ずっと閉ざしていたものが——今、この人の前で蕩けていく。

「俺も……愛梨のことが、ずっと気になっていました」

本当のことだ。

思い起こせば、いつからか愛梨の予約日が待ち遠しくなっていた。

患者として以上に一人の女性として。

「俺も同じです。澪を失ってから、ずっと誰も求められなかった。でも——愛梨に触れて、変わりたいと思ったんです」

愛梨が泣きながら微笑んだ。

俺はその涙を親指で拭った。

俺の中で久しぶりに蘇った感覚が、感情を後押しする。

「だから——今度はちゃんと愛梨の顔を見て、抱きたい」

「蓮……」

愛梨の頬が再び赤く染まる。

俺のペニスも、再び硬さを取り戻している。

さっきの行為で満たされたはずの体が、また熱を帯び始めていた。

それが本物なのか確かめたい。愛梨が許してくれるならば。

「もう一度、していいですか?」

(続く)

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